運営者について

運営者のプロフィール

私は、40代後半にうつ病を発症しました。
何のために生まれたのか、自分の強み、特技は何か… みなさまも一度は考えるであろうテーマに思い悩み、自分らしく生きたい!けれども収入面が不安で行動に起こせない… そんな思考ばかりに脳内は占領されていた時がありました。

うつ病には散歩がいいと聞き、近くの公園に行き少年野球を見ていました。
そんな時、心の奥底から湧き上がるエネルギーを感じました。
少年野球を見ていて、自分の幼少期を思い出したのです。
そんな幼少期を散歩に来なくてもいつでも思い出せるもの… そんなアイテムが欲しかった… それがジオラマだったのです。

懐かしい思い出を記憶によみがえらせるアイテムを机の端に置きたかった。
そうすることで、いつでも自分の幼少期を思い出せ、その当時の情景から、心の奥底にエネルギーを湧きあがらせることができるのではないかと考えました。
簡単に言ってしまうと情景模型は、私のエネルギーを燃やすための着火剤です。

こうした経験があり、私は懐かしい情景模型ばかりを作るようになりました。

運営者のバックボーン

私のルーツは小布施という小さな町です。
長野県の北部に位置する小布施は、葛飾北斎が晩年訪れ岩松院というお寺の天井に「八方睨み大鳳凰図」を残していきました。
長野オリンピックで有名になった長野市から17Kmほど離れた小布施は、栗菓子で有名な町です。

古い倉庫から栗菓子を作るための木型が出てきましたが、これは私の祖父が持っていたものです。祖父が婿として小布施から隣町の須坂にやってきました。
そこで、父が生まれました。父は、母親と結婚し、私が生まれました。
私は、須坂で育ちました。

岩松院の「八方睨み大鳳凰図」は小学生が写生大会に行くお寺でした。
私も行きました。

当時は、その天井の絵を見るために畳に寝ることが許されていました。
仰向けになり見上げる「八方睨み大鳳凰図」は、寝る場所がどこであっても鳳凰と目が合います。これが八方睨みという名前の所以です。

中学の時は図鑑で「八方睨み大鳳凰図」を見ながら模写したことがあります。
私にはとても親近感のある絵です。

そんな私の幼少期には、私の作っているような家屋がたくさんありました。
私は、そうした記憶と思い出を情景模型にして作っています。

作品をアップすると、たまに訊かれること

『プロの方ですか?』

先日もそういった嬉しい書き込みがありました。

今までは、どのようにお返事してよいのかわかりませんでしたが、最近、自然とこんな言葉が出てきました。

「プロを目指すという目標は無いのですが、執筆やレトロな空間の監修とか、そういうことを含めた取り掛かりとして、作品作りを大事にしています。これからもどうぞ宜しくお願い致します!」

これが、今の私の素直な気持ちなんだと思いました。
好きなことの延長で、それがお仕事になることは、私の理想です。

今まで、このような言葉が出てこなかったのは、ジオラマ歴が2年(2021年現在)ほどという経験の浅さだと思います。長く続ければそれだけで良いというわけではありませんが、制作歴が2年なんて、初心者もいいところ、生意気なことを言ってはいけないと、そんな風に自分を縛っていたのかもしれません。

観察力と妄想

師匠の教えによるところがとても大きいのですが、私自身、どうしてこんなにも細かいところに目が行くのか? そんなことを考えてみました。すると思い当たる節がありました。

それは、旅行などで移動する最中、ほとんど眠らないことです。
眠らずに、その土地、その土地の風景を眺め、通り過ぎる景色や地元の人を見ながら、どんな生活をしているのかを想像するのが大好きなのです。

また、旅行先では建物の細部をよく見ます。
神社仏閣に限らず、お店や民家といった塀や屋根、釘の打ち方、道路の石畳…
どんな人がどんな思いで、どのようにして作ったのかを考えながら見ています。

そういう目線で見ていると、どんなところに埃がたまり、どんなところがサビるのかといったことが、自然に情報としてインプットされていたのではないでしょうか。

そういう妄想は、商品を仕入れて販売するときにも役立ちました。
その商品は、どれくらいの手間がかかっているのか?
そういうことが想像できるようになっていたので、大体どれくらいの利益が生まれるのかすぐにわかりました。

だからこそ、薄利の商品は値下げ交渉をせず、他社より高い価格のまま仕入れ、高い値段で販売することがほとんどでした。なぜなら、大量に購入することを理由に、人の苦労を簡単に値切るという考えには拒否反応があったからです。

そういう状態でしたので、物販は全くうまくいきませんでした。
私には商売のセンスがありません。

ジオラマは、観察と妄想で、こだわった作品を好き勝手に創作できます。
また、自分の費やした時間や労力を加味して、好きな値段をつけて販売することができます。

ジオラマの世界には、そういう制作者側の労力を見抜けるお客様がたくさんいて、作品が気に入られれば、値下げ交渉されることなく売れていきます。

作品作りから販売まで、すべて自分だけで決められるので、私の性格にはあっていると思います。

自由気ままに思いつく妄想を形にすることは、ある意味、今まで自然にストックされていた旅行中の情景をアウトプットするだけの作業だったのかもしれません。

鬱(うつ)に悩み、師匠を見つけることが皮切りとなり、ジオラマを作り始めました。
そう考えると、人ってどんなことがキッカケで生きがいを見つけるか分かりません。
…不思議です。

私は、前述の通り、ジオラマ歴が浅いです。
そして、テクニックを持ち合わせているとは思っていません。
見よう見まねで、自分にストックされた情景を頭の中で組み立てて、アウトプットをしているだけです。

これからは、旅行のみならず、普段の街並みにも観察力を取り入れたいと思います。そして、そうした情景をジオラマ表現するための創作方法を模索したいと思います。
いろいろチャレンジして、工夫して、自分の中に蓄えられた懐かしい情景を素敵にアウトプットしていこうと思います。

先日、ブロック塀の作り方を見よう見まねで再現しました。
なかなかうまくできたと思います。

そうやって、表現の幅をどんどん広げていきたいと思います。
作れないものはないというくらい、制作のための知識とテクニックを身につけたいと思います。

受賞歴

秋の夕暮れ・昭和の駄菓子屋さん」ホビコム月例コンテスト(2020年9月応募分)にて入賞いたしました。作品の詳細はこちらです。

販売中の作品

一つずつ手作りで制作をしています。
その都度、構図を見直したり、設置アイテムを追加したり削除したり…。
同じものは一つとしてありません。

また、すべてを接着して「懐かしいでしょ?…ね?!!」という感じで、私の制作した情景を押し付けたくはありませんので、接着をしていないアイテムもございます。店名の入った看板や車、時にはガードレールや10円ゲーム、販売機といったアイテムを未接着のまま販売しています。

懐かしい情景は、人それぞれ違うものです。
自分がハマるツボを、そうした未接着のアイテムを並べ替えることで見つけていただけると嬉しく思います。

こちらから現在販売中の作品をご確認いただけます。
売り切れの場合は、ご容赦ください。

プライベート

情景づくりは仕事であり趣味であり、趣味であり仕事であります。
どちらに比重があるとはいいがたく、人生の充実も金銭的な部分でも満足しています。

とはいえ、ずっと情景模型を作っているわけではなく、いろいろなことをしています。
私の人となりを知っていただくには、私の黒い部分も余すところなく書き綴ったブログ「オノマトペ」をご覧いただいた方が早いと思います。

オノマトペ』は → https://be-interested-in.com/onomatopee/

また、ジオラマ販売のような、会社員としての収入だけではなく、これからはいろいろな収入源があるべきだという考えのもと「ノマドの窓」という、ノマド生活に移行するためのヒントサイトも運営しています。

好きなことがそのまま生活するための収入になるということは素晴らしいことだと思います。そんな生活に移行するために、私が実践していることを綴っています。

ノマドの窓』は → https://nomadnomado.net/