模型作りがもたらす体への影響について考えています。
最近、役者の顔と名前をすぐに思い出せることが不思議で、その原因を考えてみると…
懐かしい情景模型を作っているから!
という理由しか思い浮かびません。
この「回想模型」というサイト名は、模型を作りながら回想をすることを目的としています。「回想」という言葉は、「回想法」という単語から来ています。
「回想法」とは昔懐かしい写真を見せたり、集まってそういう話をすることで「脳」に良い刺激が与えられ、脳の活性化が図れるというような方法です。
主に、介護の分野で目にする言葉です。
たくさんの本がありますが、私の持っている本はこちらです。
私の場合、懐かしい情景をインターネットで検索し表示される懐かしい写真を閲覧後、その当時の思い出や空想を膨らませます。そして、それを作品に取り入れます。
自然と「回想」が行われ、それを立体的に表現するために手の先を器用に動かすことで作品となっていきます。一つの作品が完成するまでに、半月から一か月かかりますので、こういう状態がずっと続くわけです。
一つの作品が終われま、また次の作品… そんな具合で数年を過ごしてきました。
常に回想をして指先を動かしてきたので「脳」に良い影響を与え続けてきたのだと思います。その結果が、役者の名前をすぐに思い出すことができる…という効果に繋がっているのだと思います。
経験則なので、このことを裏付ける証拠みたいなものはありません。
どなたか、一緒にその辺を調べてくれる方がいると良いのですが… お知り合いの方がいらっしゃいましたら、ぜひ、ご紹介ください(笑)。でも、冗談ではなく本当にそういう人を求めています!
模型作りの良いところは、正解がないことです。
壁がピンクだったり、屋根だけが藁葺だったり… 作りたいものを作りたい形に表現できれば良いのです。いつまでに完成しなければいけないというようなものでもなく、作品に常に手を入れて変化をさせていっても良いのです。
ご興味があれば、自宅にいながら一緒に模型作りができるワークショップがありますのでお問い合わせください。