’56 MAZDA T2000(バタコ)
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私はエアガンを持っていません。だから、全て筆塗りです。
そのため、色にはムラができてしまいます。
そういう理由で、新車のようなピカピカの塗装仕上げはできません。
今もそうですが、当時はテクニックもなければ道具もないという状態でした。
「白」だったら何とか塗れるかもしれないと思い、全体を白く塗ってからウェザリングを行ってみました。
バタコとは通称で、三輪自動車特有の形状から急に曲がるとバタンとすぐに倒れてしまうところから名前が付きました。
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バタコの使われ方
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当時は、材木を運ぶために使われた車だということです。
荷台の部分が長いのが特徴で、長い木材を車体からあまりはみ出させずに運べるところが売りのようです。
それならば… と、鉛筆を乗せてあげました。
プラモデルは、飾るより使った方が生活にゆとりが生まれるかもしれません。
飾っているだけなら、ただのレトロカーですが、こうして鉛筆を乗せたら目で楽しみ、使っても楽しめます。
ちょっとしたお菓子… キャンディなどを乗せておいてもかわいいかもしれません。
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インテリアとしてもどうでしょう?
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ウェザリングのコツ
ウェザリングをしていると、どんどん楽しくなってきます。
あっちを汚し、ここも汚し…
汚すたびにバランスを考えて、全体がドンドン汚れていきます。
足りないくらいがちょうどいい、コツは、やり過ぎないこと
少し物足りないくらいでやめておく。
時間が経つと全体が馴染み良い感じに仕上がると教えられ、私も心掛けています。