工夫&製作ヒント

駄菓子屋 No.3で感じていた違和感を修正しました。

違和感の原因

駄菓子屋 No.3で感じていた違和感。

駄菓子屋 No.3駄菓子屋 No.3 いろいろな「懐かしい情景」を思いつきます。 今回は、物干し場とトタン壁にこだわってみました。 <物...

完成前の室内写真をチェックしてみると気が付いたことがありました。
お分かりになりますか?

  • 駄菓子ポットに何も入っていない
  • 畳なのか緑の絨毯なのかわからない

違和感の修正と工夫

駄菓子ポットをカラフルにする

駄菓子ポットは、とても小さいものです。
その大きさに合わせた、キャンディなどを作って入れることは大変難しいのですが、印刷されたカラフルな紙を丸めていれることは可能です。

丁寧に色違いの紙を詰めてフタを接着剤で貼り合わせます。
すべてが完成して、並べてみるととてもきれいになりました。

畳だと明確にする

せっかく駄菓子ポットをカラフルにしても奥の部屋の緑の部分がよくありません。
このままでは、緑の絨毯の部屋なのか、畳も部屋なのかわかりません。

やはり駄菓子屋さんなら「畳」だと思いましたので、超簡単に畳っぽくしました。

緑の上に濃いめの緑の細紙*を貼ってみます。

ついでに、ブラウン管テレビ、ちゃぶ台、火鉢、湯飲みセット、座布団を置いたら、一気に和風テイスト全開となりました。

修正後

確かに、手間は超増えます。
けれども、作品として与える「癒し」は格段にアップするのではないかと思います。

やはり、作品を作っていて嬉しいのは「懐かしい!」というお声をいただくことです。
「器用だね!」「細かいところまでリアルですね!」という言葉より「懐かしい!」という言葉の方が嬉しいです。

「懐かしい!」と感動していただくのと同時に、作品を見る人は、どこかが癒されているのだと思います。もし、そうであれば、”どれだけ多くの人を癒せるか”というのが、私のテーマでもあります。
そのためには、こういう手間を惜しみません。

*畳のヘリを再現した細い緑の細紙も、実は、実際のヘリの画像を縮小しています。
障子には、店主がうっかり指で突いてできた穴を再現しています。

こういうことに気が付くと楽しくて仕方がありませんが、製作のスピードが落ちてしまうのがネックです。そんな時は、先ほどの”どれだけ多くの人を癒せるか”を声に出して繰り返し、焦らず、じっくり作るようにしています。